ほりぃのブログ

【考え事】似顔絵は本人にも喜んでもらえるタイプの絵柄がいい

基本的にモデル本人へのリスペクトが必要と思うので。あと描くのがおもしろいから。

似顔絵を頼まれて描くことがあるため、参考にしようと思っていろんなタイプの似顔絵をネットで見ていました。

世の似顔絵って主観アンドだいたいでタイプ分けすると、「リアルタイプ」「リアルで美化タイプ」「キャラクタータイプ」「風刺画タイプ」みたいな感じになるのかなと思います。
  • リアルタイプ…写真をイラスト化した感じ。似てる。写真をトレースして作る方法もあるので、その場合似てるっていうかそのもの。
  • リアルで美化タイプ…写真っぽいんだけど、目を大きくしたりしてモデルより美しくしてある。プリクラ的。あんまり似てなかったりすることもあるけどかわいい。
  • キャラクタータイプ…自分の好みはこのタイプ。デフォルメしてマンガやゆるキャラっぽく描いてある。パーツとしては似てないこともあるけど雰囲気は出てる。かわいい。
  • 風刺画タイプ…デフォルメして特徴的なパーツを極端に強調するタイプ。前歯を顔の輪郭からはみ出す勢いで出すとか。笑える。たまに悪意を感じることもある。

この中で「風刺画タイプ」は他人がモデルになったのを見るのは楽しいけど、もし自分が描かれたら泣く(だって特徴的なパーツってだいたい本人にとってはコンプレックスでしょ)。たとえ一生合うことのない有名人を描くにしたって、なんか後ろめたいかなーと思うわけなんですよね。

あとリアル系は描く側の解釈を入れる余地がそんなになさそうなので、描いても見ても本人もいい感じにできるのは「キャラクタータイプ」じゃないかと。

 

というようなことをぼんやり考えていたら、ちたまロケッツ先生(よしもとのグッズのあの似顔絵を描かれている方)がインタビューで「本人にも周りの人にも楽しんでもらえる似顔絵が描きたいんです。」とおっしゃっていたので「それな!!」ってなってブログに書きました。

ちたまロケッツ - 自分のブランドをつくる。

よしもとグッズの似顔絵、グッズとしてのかわいさと特徴のとらえっぷりの両立が感動的ですよね。好きです。